自費出版トップページ>自費出版の基礎知識
出版費用を著者自身が負担する点が、自費出版と商業出版の最大の違いです。内容的にも自分史や社史など、関係者に配布するために出版されるものが多く、一般の読者を対象にしていません。
小説やエッセイ、詩集など創作活動としての自費出版も盛んですが、この場合も大部分は知人などに贈呈・販売されるのが通例です。
特定の関係者を対象に出版される点が、一番の特徴になります。
テーマとしては、自分や家族の歴史 ・アマチュアとしての成果をまとめた詩集やエッセイ、写真集などの作品集・記念品としての社史などが主となっています。
記録的・記念的な意味合いを持って出版されることがほとんどで、少部数を知人縁者・関係者に配布・販売したりすることを目的としています。
『自分の好きなことを、好きな時に、好きなように出版できる』。流行や採算性など様々な制約のかかる商業出版に対して、その自由度の高さが最大のメリットです。
ホームページやブログを運営する人が珍しくなくなった現在でも、自らの著書があるという事実は周囲との大きな『違い』となることは間違いないでしょう。
自らの人生の成果をきちんとした形で世に残すことができるという点も、大きなメリットと言えます。
タイプによって費用は様々になります。印刷・製本などの製作工程のみを提供する印刷会社から、校正・原稿整理などの編集工程まで一貫したサービスを提供する出版社など、色々なタイプがあります。
提供するサービスのほかには、本の版型・ページ数・装丁などによっても費用は変化します。
また、印刷に入る前の段階までの作業・部数に関係なく一定の費用がかかるので、一度に製作する部数が多いほど1部あたりの費用は割安になるのが出版にかかる費用の特徴です。