自費出版トップページ＞自費出版でのトラブル
自費出版が多くの人に身近になり、年間4,000点を超える本が出版されています。 本数が増加する一方で、そのトラブルも増えているのが現状です。 全国の消費生活センターに寄せられた相談は、 平成14年度の51件から平成18年度には194件に増加しています。
十分な知識を得ることと信頼できる業者を選ぶことが重要です。
本を流通させるサービス提供する業者もありますが、全国的に流通することはまずありません。逆にそういった文句を売りにする業者は注意したほうが良いでしょう。
宣伝費として700万円もの大金を請求されたケースもあるので、見積りの項目について詳細な検討が必要です。
営業費などの名目で、当初の契約になかった費用を請求され、トラブルになるケースがあります。
出版してみたら、契約前の話と異なり非常に粗雑な造本だったというトラブルも良く見られます。契約前に過去の作品や作業工程を確認させてもらいましょう。
商業的に成功する作品であれば、商業出版で出版されるのが通例です。本を出版する目的が、自費出版の性格と合っているかもう一度考えてみましょう。
本の内容が原因で第三者に損害が発生した場合や、引用物の著作権に関する責任は著者自身がすべて追うことになるので、注意が必要です。
